国登録記念物旧武雄邑主鍋島氏別邸庭園(御船山楽園)

登録年月日:2010.2.22

4月中旬から5月上旬にはつつじが一面に広がります

池に映る御船山とのコントラストを楽しむことができます

池のほとりに佇む「萩野尾 御茶屋」は、第28代武雄領主鍋島茂義公が創設しました。

「萩野尾 御茶屋」は春と秋のシーズンに一般公開され、お団子などを味わうことができます。

名僧行基が安置した五百羅漢

日本最大級の紅葉ライトアップ

夏の時期はチームラボによるライトアップが開催されます

冬は雪景色が楽しめます

宿泊施設「御船山楽園ホテル」も併設されています

コメント

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2022年の桜まつりは、3月中旬~5月上旬を予定しております。 約2000本の桜が咲く2万5千坪をライトアップする九州最大級の夜桜イベント。池の周辺に群生する桜が、水面を彩る水灯篭とともに描き出す荘厳な合わせ鏡の夜景や、つつじ谷の左側に広がる桜並木と、御船山の雄々しい岩肌とのコントラストが見ものです。

解説

この庭園は、武雄の殿様であった「鍋島茂義」の別荘として造園されました。1845年、徳 川将軍家が日本を統治していた江戸時代に、約3年の年月をかけて完成しました。日本の 伝統的な庭園に基づいた造形をしています。池の周りを歩くことで、断崖絶壁の「御船山 」と四季折々の花が融合した絶景を堪能出来ます。池の畔にある藁で出来た屋根の建物は 、殿様が別荘として寝泊りをするために建てられました。 近代以降も、一流の庭師によりサクラや大量のツツジが植えられ、遊覧の名所として栄え てきました。今日も、この美しい景観を活かしたイベントが四季を通して開催されていま す。春は桜まつり、夏は庭園全体を使ったデジタルアート、秋には紅葉のライトアップ、 冬には雪景色が見られます。 本庭園は、御船山が池に映る姿のコントラストが美しく、150年以上前に設計されたとは 思えない造形をしています。近代以降もその景観を活かして発展を遂げてきた意味で、歴 史的価値が高く評価されています。

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文化財情報

【時間】

8:00-17:00

【定休日】

-

【料金】

大人400円、子供200円

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